第28回全国済生会糖尿病セミナー

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各種ご案内

座長・演者の皆様へ

参加者の皆様へ

日本糖尿病療養指導士認定機構(CDEJ)の単位について

本セミナーの受講により日本糖尿病療養指導士認定機構「認定更新のための研修会(研修コード2-14:1単位)」<第2群>の単位を取得できます。
単位取得をご希望の場合、基調講演、一般演題1もしくは2、共催教育講演1もしくは2、特別講演、シンポジウムもしくはワークショップのセッションを聴講していただき、主催者が発信したキーワードを参加者が開催当日中にマイページから回答していただく必要がございます
聴講履歴ならびにキーワードすべてのご回答がない場合は、単位認定ができかねますこと、ご理解ください。

なお、当セミナーはWeb型研修となりますので、単位取得が確定した参加者については、後日、氏名を印字した参加証を個別に郵送いたします。
お手元に届くまで今しばらくお待ちください。(発送完了についてもHPにてご案内する予定です。)

大阪糖尿病療養指導士認定機構(CDE大阪)の単位について

大阪糖尿病療養指導士認定機構(CDE大阪)認定更新規定により、日本糖尿病療養指導士の単位が取得できる上記以外の講習会として、2単位が取得できることとなります。

ワークショップについて

 みなさん、オンライン版糖尿病劇場へようこそ。
 糖尿病劇場とは、糖尿病診療・療養指導を題材にした劇を上演し、劇を観た後で参加者のみなさんとディスカッションをするというワークショップ形式の教育プログラムです。シナリオを作成するのも、患者役や医療者役を演じるのも、かかわるスタッフ全員が医療者仲間という特徴を持っています。(プロの演劇人は一人もいません。)2009年の日本糖尿病学会年次学術集会以降、全国各地で60数回を対面にて実施してきました。
 しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、各種学会・研究会がオンライン開催となったため、2021年には日本プライマリ・ケア連合学会学術大会のインタラクティブセッションにて、初めてオンライン形式で開催しました。
 今回、全国済生会糖尿病セミナーにて、再びオンライン版糖尿病劇場を開催できることを大変うれしく思っています。当日は、Zoomの画面越しではありますが、マイクやチャットなどでご意見、ご感想を伝えてください。

【あらすじ】
患者さん ミズタニ フトシさん(44歳、男性)
小さな居酒屋「かぶとむし」を経営している。38歳の時、健診で糖尿病を指摘され、通院を始めた。
内服薬でHbA1c7.0%前後であったが、この半年ほどで次第に数値が上昇し、前回受診時は8.9%になっていた。コロナ禍で「かぶとむし」の時短営業を余儀なくされ収入が減り、日中は回転寿司チェーンでのアルバイトをして生計を立てている。日中は回転寿司のバイト、夜は20時まで居酒屋で仕事をし、客の接待もこなす。タバコは吸わない。
今までもインスリンやGLP-1RAの注射薬を勧められたことはあるが、何とかうまくかわしてきた。お人好しで明るい性格だが、糖尿病に関する生活習慣の改善は、「わかっちゃいるけどなかなかできない」ところがある。
妻、こども4人と6人暮らし。
身長164cm、体重76kg、BMI28。
糖尿病網膜症なし、アルブミン尿なし。
今日はスズキ トミロウ主治医の定期診察を受けに妻と二人で来院した。
妻は待合室で待っている。ミズタニさんは、元気に診察室に入ってきたのだが…。

【現在の内服薬】
メトグルコ(250)9錠分3毎食後、フォシーガ(10)1錠分1朝食後、プラバスタチン(10)1錠分1朝食後。

【登場人物】
患者:ミズタニ フトシ (44歳)
患者の妻:ミズタニ マサエ(42歳)
    夫の健康を心配し、なかなか生活習慣を変えない夫をもどかしく思っている。
    日中は近所のスーパーでレジのアルバイトをしている。
主治医:スズキ トミロウ(54歳)
    30年目のベテラン医師。まじめで患者さん思い。
栄養士:タカヤマ ノリカ(28歳)
    元気いっぱいでやる気にあふれた若手栄養士。
薬剤師:カワグチ リョウヘイ(38歳)
    長年この調剤薬局に勤め、ミズタニさんとは糖尿病治療開始以来のつきあい。