〒565-0871
大阪府吹田市山田丘1-8
準備委員長
磯村 恵美子
大阪大学大学院歯学研究科
顎顔面口腔外科学講座 准教授
実行委員長
関 壮樹
大阪大学大学院歯学研究科
顎顔面口腔外科学講座 助教
〒591-8024
大阪府堺市北区黒土町58番地 5号
TEL:072-275-5723
FAX:072-275-5724
E-mail:jss81@plus-s-ac.com

第81回NPO法人日本口腔科学会学術集会
大会長 田中 晋
大阪大学大学院歯学研究科 顎顔面口腔外科学講座 教授
この度、第81回NPO法人日本口腔科学会学術集会の大会長を拝命いたしました。2027年5月13日(木)から15日(土)までの3日間、大阪市・グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)にて開催いたします。
日本口腔科学会は日本医学会第31分科会として、80年にわたり歴史と伝統を築いてまいりました。当講座が本学術集会を担当させていただくのは、1963年の第17回学術集会(永井巌先生)、1977年の第31回学術集会(宮崎正先生)、2002年の第56回学術集会(松矢篤三先生)以来、実に25年ぶりとなります。また、本学会が戦後再発足後、日本口腔科学会として開催した第1回総会が、当講座とゆかりの深い大阪大学の弓倉繁家先生のもと、この中之島の地において開催された歴史を踏まえますと、同地にて本大会を開催できますことは誠に意義深く、大きな喜びと責任を感じております。
本学術集会のメインテーマは、「共創で拓く口腔科学 ― 知の継承と次代の創生 ―」といたしました。
口腔科学はこれまで、歯科医学の枠を超え、全身の健康および生活の質の向上に寄与する学問として発展してまいりました。一方で、少子高齢化の進行、地域格差の拡大、大学病院を取り巻く環境の変化などにより、医療が直面する課題は一層複雑化しております。さらに、SDGsや医療DX、ダイバーシティといった社会的潮流の中で、医療の在り方そのものも大きく変化しつつあります。このような時代においては、多様な専門領域や立場を超えた連携により課題を共有し、新たな価値をともに創出していく「共創」の視点が、これまで以上に重要であると考えております。
本大会では、これまでの学会の歩みの中で蓄積されてきた基礎研究および臨床研究の成果を振り返り、その到達点を再確認するとともに、口腔科学の将来像と医学における役割について議論を深め、知の継承と新たな価値創出を促進する場となることを目指しております。
特別企画として、心筋再生医療の第一人者であり第32回日本医学会総会会頭を務められる大阪大学大学院医学系研究科の澤芳樹教授による基調講演、がん橋渡し研究、特にがんウイルス療法の分野を牽引されている東京大学医科学研究所の藤堂具紀教授による特別講演、ならびに疼痛研究と創薬の融合領域において先進的研究を展開されている米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のIgor Spigelman教授による海外招聘講演を予定しております。このほか、各分野の第一線でご活躍の先生方によるシンポジウム、宿題報告、指名報告、学会賞講演、教育講演など、多彩なプログラムを企画しております。
本学術集会が、参加される皆様にとって新たな知見の獲得と活発な交流の場となり、今後の口腔科学の発展に寄与する契機となれば幸いです。新緑が美しい5月の大阪は、街歩きにも最適な季節でございます。「人生100年時代」を見据え、さらなる発展を続ける活気あふれるこの地にて、皆様をお迎えできますことを、教室員一同心より楽しみにしております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げますとともに、益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
令和8年4月吉日