International Bone Research Association(IBRA)は、顎顔面外科領域および整形外科領域の先生方の様々な活動をサポートをするスイスに本部をおく独立非営利団体です。IBRA の主な活動は、様々なレベルの教育コース、国際的シンポジウム、奨学金プログラム、研究プロジェクトを世界の先生方に提供しております。また、その活動は国、専門領域の垣根を越えたインターアクティブなものであり、医療発展、患者ベネフィットの向上を目指しております。 今回のセミナーでは、今後活躍される若手の先生方に向け、吉田先生、渡辺先生のご協力のもと、顎矯正術の基本に関する講義および骨モデルを使用したワークショップを開催いたします。(https://www.ibra.net/)
演者:
吉田 秀児(東京歯科大学 口腔顎顔面外科学講座) 渡辺 昌広(大阪歯科大学 口腔外科学第二講座)
定員:
20名
共催:
International Bone Research Association
ハンズオンセミナー2
S.O.R.G.アカデミー 顎変形症ハンズオンセミナー
日時:
A)5月11日(土)13:30 ~ 16:30 B)5月12日(日)9:00 ~ 12:00
会場:
第4会場
内容:
本コースは顎変形症に対するLeFortⅠ型骨切り術と下顎枝矢状分割術に対するプレート固定の原則的な方法を習得するために骨モデルを用いたシミュレーション手術体験をして頂くコースとなります。 世界的な顎顔面外科分野の教育組織であるS.O.R.G.(Strasbourg Osteosynthesis Research Group)で考案されたシャンピー法をはじめとした骨接合術の歴史とともに解剖学の基本、プレートの種類と固定位置の注意点などを学ぶことができます。 顎変形症の基礎及び上下顎骨形成術(LeFortⅠ型骨切術+下顎枝矢状分割術)の手術手技を実際の手術動画・画像を用いながら学んで頂きます。その後のハンズオンでは2人1組となって頂き、実際に手術で使用する器具を用いて上顎骨と下顎骨でそれぞれの部位に適したチタンプレート及び吸収性プレートを用いたプレート固定術を体験して頂きます。 ※A・Bとも同じ内容になります。