口腔外科に興味はあるけど、どこで研修をするのがいいかわからない。認定医、専門医になるにはどうすればいいの。他の施設の若手はどうしているんだろう。などの不安はありませんか？

昨年好評を博した認定医・専門医資格認定審査会の先生による各制度の概要の説明と専門医取得者による講演と複数グループに分かれた「座談会」（質問や相談）を今年はさらに参加しやすい雰囲気にグレードアップして準備しました。

癌・口唇口蓋裂・顎変形症・一般口腔外科等興味のある内容で少人数グループに分かれて「座談会」を行う企画としましたので、昨年よりさらに人目を気にせず相談・質問をしやすい環境にしています。もちろん、現地参加のみで専門医取得者以上の先生に聞かれることはありません。

認定医や専門医取得に興味がある若手の先生だけでなく、進路に迷っている研修医、学生の皆さんの参加をお待ちしています。

若手だけとは言ってもやっぱり学会の雰囲気で、人前で質問したり、自分の意見を言ったりするのは勇気が出ない。学会中のこと、日常臨床のこと、口腔外科医としての生活に関すること、本当はもっと聞きたいことがある。というみなさん！

癌、口唇口蓋裂、顎変形症、インプラント、摂食・嚥下、、、日常生活、お金の話までNGなしで幅広い範囲の内容を包みかくさず話してくれる全国各施設の先生が集まっております。

聞きたいことがわからない先生も同世代の先生がどんなことを疑問に思って、どんなことを考えているのかを聞くいい機会になると思いますので、ぜひお誘い合わせの上、「若手口腔外科医の相談所」に気軽にお立ち寄りください。

「こんな患者さんがきたらどうしよう？」
日々の臨床の中で、不安に感じたことはないでしょうか。若手の間は、医局の上司・先輩に聞くことで解決することも多いかもしれません。しかし、若手から卒業し 専門医になると、自分で考え解決できる臨床力が求められるようになります。

本ロールプレイでは、様々な施設から集まったメンバーでチームを作ります。現実に遭遇しうる患者さんを想定し、チームごとの対処法を議論し、発表していただきます。他の施設の同世代の先生達がどのように診て、考え、治療方針を決めるのか。議論の中で、自分の課題や成長テーマが見えてくるかもしれません。チームの一員として、自分の知識を 活用し、outputすることも必要になります。

チームメンバーは、「若手口腔外科医」しかいません。

チームごとに決められたファシリテーター（サポート役の先生）がアドバイスをくれますが、治療方針を決めるのは参加される若手の先生たちです。若手だけのチームで、診断から治療まで、完遂してみてください。そして発表の中で自分のチームを他のチームと比べて、どこが良くて、どこが悪かったか、検討してみてください。

他施設の先生とチームを組み議論することで、若手同士の仲間の輪が広がることも期待しています。